姫路・手柄山温室植物園『エアプランツとその仲間展』2024レポ!

手柄山温室植物園「エアプランツとその仲間展」メイン展示室

『姫路市立水族館』へ行こうと立ち寄った手柄山公園。
道中、気になるのぼりを発見しました。

手柄山温室植物園の看板:エアプランツとその仲間展

「エアープランツとその仲間展」

これはチランジア(エアープランツ)好きとしては外せない。ホイホイと釣られて温室植物園へ向かったところ、多数のチランジア、普通は見られないような大型株やクランプ、栽培難易度が高い品種の花などが展示され、非常に見ごたえのある企画展でした!

手柄山植物園

手柄山温室植物園の入り口
姫路市立 手柄山温室植物園
〒670-0972 姫路市手柄93 手柄山中央公園内

会場である『手柄山植物園』は、兵庫県姫路市の手柄山中央公園にある植物園。大小2つのメイン温室とロックガーデン、希少な湿地植物を育てる温室、ハーブ園などを備えた施設です。

入園料は大人210円、6歳から中学生は100円。
安すぎて驚きます。

エアプランツとその仲間展

手柄山温室植物園「エアプランツとその仲間展」エントランス

エアプランツはチランジア科の植物の通称で、土ではなく他の植物の幹などに着生し、葉から水分を吸収して育ちます。

そんなエアプランツを中心に、同じパイナップル科(ブロメリア科とも)の植物を約50種・150点展示したのが本企画展。会期は2024年 1/20 〜 2/18 の間です。

入口を抜けると、部屋いっぱいのチランジア!

早速、手柄山温室植物園に向かいます。

入り口すぐにある「レンガ広場展示室」に入ると、たくさんのチランジアが展示されていました。

手柄山温室植物園「エアプランツとその仲間展」メイン展示室

なぜか部屋中にふんわりといい香りが漂っています。

開花している株がいくつかあったので、チランジアの花の香りなのかもしれません。

手柄山温室植物園「エアプランツとその仲間展」:ドゥラティーの花

こちらは入り口で出迎えてくれたドゥラティー。ドゥラティーの花なんて初めて見ました。

一般に、大型種は開花できるサイズに育つまで長い年月がかかります。その花が見られるだけで貴重なのに、いくつもの株に花が咲いた姿は壮観です。

手柄山温室植物園「エアプランツとその仲間展」:展示室左側

右手の壁にも左手の壁にも、たくさんのチランジア。

展示された品種は100種以上で、一部の品種は原生地の写真も一緒に展示されています。

全体的に栽培品種が多く、チランジア付きならお馴染みの種類も多い印象。ですが、他ではみられないような大型の株がたくさん展示されていました。

手柄山温室植物園「エアプランツとその仲間展」:大型のテクトラム

両手の平を合わせたよりも大きなテクトラム。

奥の壁には私の上半身くらいあるドゥラティーのクランプも。
(ドゥラティーのクランプ?!)

手柄山温室植物園「エアプランツとその仲間展」:ドゥラティーのクランプなど

チランジア好きほどヤバさのわかる個体が続々と現れて、感覚がおかしくなってきます。

これまたクランプ化した、巨大なキセログラフィカとストレプトフィラ。

手柄山温室植物園「エアプランツとその仲間展」:キセログラフィカとストレプトフィラ
それぞれコーギーくらいの大きさがある

チランジアのクランプ(多頭化株)は、一度開花し成長を終えた株の根元から新しい芽が育ち、それを繰り返して大きくなっていきます。これほどの大きさのクランプに育つまで、一体どれほどの時間がかかったのでしょうか。

チランジアの王・女王と呼ばれるのも納得の貫禄です。

大型株やクランプはもちろん、花や種子がついている株も多く、この部屋だけでも見応え満点。入場料の安さも相まって、大満足の展示です。

エントランス展示室にもいる「エアプランツの仲間達」

手柄山温室植物園「エアプランツとその仲間展」:エントランス展示室

「レンガ広場展示室」を抜けた先にある「エントランス展示室」には、チランジアの近縁にあたるパイナップル科(ブロメリア科)の植物が展示されていました。 

アナナス属やネオレゲリア属、フリーセア属など、これらの種類は「タンクブロメリア」とも呼ばれ、壺のように重なった葉の根元に水を溜めて利用します。

土を必要としない”エアープランツ”とはまた違った特徴を持つ、魅力的な植物です。

手柄山温室植物園「エアプランツとその仲間展」:タンクブロメリア

こちらも大型株や、たくさん株分かれした株が多く、見応えがありました。

もちろん、大温室も見逃せない!

手柄山温室植物園の大温室
大温室はジャングルの遊歩道のよう。

エントランス展示室右手にあるのは、熱帯・亜熱帯の植物が栽培される「大温室」。

こちらでもチランジアやブロメリアの仲間が栽培されています。

手柄山温室植物園の大温室:チランジア

そのほかにも、大温室には珍しい植物が多数栽培されているので、企画展を堪能した後はこちらもゆっくり見て回りたいですね。

まとめ

手柄山植物園の『エアープランツとその仲間展』は普及種・栽培品種を中心としつつも、普通は見られないような大型株やクランプ、栽培難易度が高い品種の花などが展示され、見どころにあふれた企画展でした!

チランジアの展示では、日本ブロメリア協会の総本山がある「バナナワニ園(伊豆)」も有名ですが、あちらは希少種や現地採集株などのマニア垂涎の個体が多い一方、多くがバックヤード温室内で育てられていて一般開放されていないんですよね。

100種ものチランジアを”一堂に介した”形で見られるのは、この展示の特色だと思います。

会期は2024年2/18までなので、興味ある方はぜひ足を運んでみてください!